2級は、3つの検定試験野中では「中級者向け)という位置付けです。サロンワー
クで運用する程度のネイルケアの技能・知識の習得を目的としています。ネイル
サロンなどでは、求人基準を「ネイリスト検定試験2級以上」と定めてい縷々ところ
も多く、2級取得は就職の最高のアピールとなります。試験の合格率が約40%、
3級に合格していることが受験資格の条件にもなってきます。
2級の主な試験内容
【実技試験】
事前審査(15分) テーブルセッティング&消毒管理、モデルのつめの状態
チップの状態
前半(35分) ネイルケア
後半(55分) チップ&ラップ、カラーリング、ネイルアート
【筆記試験】
所要時間35分 出題内容:JNA発行のテキストの内容を中心に、実技試験の
実践的手順や使用材料の特性などが出題されます。衛生と
消毒、爪の構造、つめの病気とトラブル、ネイルケアの手順、
リペアのの種類とチップ及びラップの手順、その他実践的施
術全般、プロフェッショナリズム等
【技能はここが試される】
2級の実技試験で試される技能は、ネイルケア、チップ&ラップ、カラーリング、
ネイルアートです。2級は、プロとして通用するかを見極める試験なので、仕上
がりの美しさだけでなく、技術を行う各工程でのスピード感やリズム感、手際の
良さなども求められます。実技試験は、前半(ネイルケア)と後半(チップ&ラッ
プ、カラーリング、ネイルアート)二分かれています。完璧にネイルケアをマスター
しているか、お客様に対してスムーズにネイル技術をおこなえる能力があるかど
うかもチェックされます。試験のためというよりも、サロンの即戦力になることを目
標うに練習を積み重ねていくといいでしょう。
3級同様、試験当日には、実技試験の施術をするためのモデルが必要です。(受
験者が用意)。2級のテストも、試験一週間前からファイル、キューティクルクリー
ンなどのお手入れはせず、試験前日までにモデルに真っ赤名ネイルポリッシュを
塗布しておき、それをオフするところから始まります。試験の所要時間は、前半35
分、後半55分、前半試験の前には3級と同様に15分の事前審査があります。
おもな出題内容は以下のとおりです。
■事前審査
3級同様の、テーブルセッティングと消毒管理、モデルのつめの状態の確認のほか、
チップ&ラップで使用する仕込みの状態もチェックされます。
■ネイルケア
ネイルケアを両手10本すぺ手に施します。3級同様ですが、2級はネイルケアを完璧
にマスターしていることが求められます。
■チップ&ラップ
チップ&ラップとは、爪先かつめ全体にネイルチップを装着し、シルクやグラスファイバ
ーなどの素材でネイルを補強する技術のこと。2級の実技試験では左手中指一本に
施します。
■カラーリング
チップ&ラップの指以外9本に、真っ赤なカラーポリッシュでカラーリングをします。3級
同様に、ベースコート、カラーポリッシュ、トップコートまで仕上げます。
■ネイルアート
カラーリングを行った後、真っ赤なカラーポリッシュに映えるフラットアートを左手中指1本
に施します。フラットアートは、検定試験が行われる季節に関連したものがテーマになる
ことが多いようです。
【知識はここが試される】
2級の筆記試験では、3級同様の内容に加え、チップ&ラップの手順やリペアの技術、
プロとしての接客についての知識などが試されます。
試験の範囲は3級と同じでも、より深い知識が問われ、穴埋め問題が増えるなど出題
の仕方も複雑になっているので、2級の筆記試験では試験範囲の内容をよりしっかり
と勉強することが必要になります。また、実技試験についての問題も多く出されるため
実技の練習をしながら知識の蓄えていくよう心がけましょう。
筆記試験の回答方式はマークシート方式で、出題数は全80問、所要時間は35分、
筆記試験のみ合格した場合は、次回の検定試験に限り、筆記試験は免除されます。
3級の範囲にプラスされる2級の主な出題内容は以下のとおりです。
■リペアの種類とチップ&ラップの手順
「リペアの種類をチップ&ラップの手順」では、実技試験での学びが試されます。リペ
アは、つめを補修したり補強したりする技術のことで、ネイルケアとともに重要なサロ
ンワークのひとつです。2級受験の際に基本的な知識をしっかり押さえておきましょう。
テストでは、チップ&ラップの技術や手順、使う材料についても出題されることが多い
ようです。
■プロフェッショナリズム
ネイリストの仕事は接客業でもあるため、ネイル技術だけでなく、お客様に対する心の
こもったサービスも求められます。筆記試験では、ネイリストとしての心構えやお客様を
迎えるための準備など、質の高いサービスを提供するための知識が試されます。
