FX初心者の方にFXの基本や特長、仕組みを分かりやすくご説明します。

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「FX」と外貨預金の違いをしっかり理解しよう

 ★とにかく「FX」は手数料が安い!

 FXと外貨預金を比べた場合、最も大きな違いは手数料です。

 ドルの外貨預金の場合、最初に円から外貨に換える際には、TTSという仲値(午前10時の

水準)から1円高いレートを使い、解約時に円に戻す場合は、TTBという仲値から1円安い

レートを使います。

 ドル以外の外貨預金だと1円という幅がさらに広がり、英ポンドなどではなんと4円もの幅が

あります。この幅は、利用者にとってダイレクトにコストになるので英ポンドの外貨預金をする

場合は、預け入れて解約するまでで8円ものコストを支払うことになります。

 その点、外国為替証拠金取引では、手数料0~10銭程度のところがほとんどです。売値と

買値の差額がドル円で5銭程度、ポンド円で8~10銭程度離れてますので、その分は利用者

のコストになりますが、手数料0の業者だと、取引開始から決済まででかかるコストは、この

売値と買値の差額(スプレッド)のみです。

 

★取引時間やレバレッジの面でも「FX」の方が魅力的

 また、取引時間も違います。外貨預金の場合は、取引には通常午前10時の水準である仲値

と呼ばれるレートが利用されます。取扱自体もたいていの銀行が窓口が開いている時間に

限っています。

 これに対して、外国為替証拠金取引では、24時間いつでも実勢のレートに合わせた取引を

することができます。

 例えば、2001年9月のアメリカの同時多発テロの時などは、外国為替証拠金取引であれば

すぐに取引できましたが、外貨預金の場合は翌朝10時まで待たなければならず、ドルの水準

がどんどん下がっていくのを、指をくわえて見ているしかありませんでした。

 さらに、外国為替証拠金取引では、売りからでも買いからでも取引が始められるのも大きな

違いの1つです。外貨預金では、円高局面にきた時にただ含み損が膨らんでいるのを見る

だけか、損をしないように解約するしかありませんが、外国為替証拠金取引では、外貨売り

から取引を行うことで、大きな収益チャンスにすることができます。

 そして最後に、これは株式市場との話でも出ましたが、少額の資金で大きな金額の取引が

できることも、外貨預金と外国為替証拠金取引との大きな違いです。

 1万ドルの取引をする場合、外貨預金ならばその分の日本円が必要ですが、外国為替証拠金

取引では数万円という金額で取引が可能です。さらに、前にも述べたように、金利面でも

外国為替証拠金取引が有利です。

 では、外貨預金にメリットがないかというと、そんなことはなく、信用リスクという面では

外貨預金のほうが上回ってます。

 2005年の法改正によって、極端に財務上苦しいFX業者は排除されましたが、外貨預金を

取り扱う銀行などに比べると、財務上の差がある業者が多数あります。長期投資を考える

にあたっては、信用リスクはかなり重要な判断材料になりますが、この点では、外国為替

証拠金取引よりも外貨預金が優れています。

 ただし、最近はFX業者も「信託分離保管」と言って、顧客から預かった資金を信託銀行

に預託することで、もし取引会社が倒産しても顧客の資産を保全する仕組みをとるところが

増えています。

 銀行の外貨預金は預金保険の対象ではなく、万が一銀行が潰れてしまえば預金が失われ

てしまうリスクがあることを考えると、実は信用リスクという面でも、外国為替証拠金取引の方

が上回っている部分もあるのです。

 外貨預金と商品性を比較してみると、外国為替証拠金取引に対する支持が、近年急速に

高まっている理由がハッキリするとおもいます。