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取引を始める際は必ず「シナリオ」を描いてみる

★取引の開始から終わるまでの儲けのストーリを考えてみよう

 事前に自分の状況を確認したら、次は実際のポジション作りです。この際に大切なのは、

ポジションを作る前に、「取引のシナリオをしっかりと想定しておくということです。

 単に「上がりそうだから買う」「下がりそうだから売る」というものではなくて、「相場を予想

するもとになった材料は何だったのか?」「その材料のもとで、相場がどのように動くと予想

しているのか?」ということをはっきりさせます。そして、その材料に合わせて、取引における

目標と損切りのポイントとポジションを保有する機関を想定します。

 また、投資期間中に主要な経済指標の発表のように「大きく相場を動かす可能性のある新しい

材料が出そうか?」「もし出そうな場合は、どのような対応が考えられるか?」なども想定しておき

ます。

 ポジションを持っている最中は、「他に大きな材料は出てきていないか?」「リミットやストップの

水準を決めた理由に変化はないか?」などを確認します。

 そして最後に、取引を終えた後に事前の目標と対比して見直しを行い、うまくいった場合も

失敗した場合もその原因をはっきり確認します。

 こうしてかきだしてみると結構面倒ですが、なぜこうしたシナリオ作りが必要なのでしょう?

 それは第一に、勝率向上を目指すポイントが明確になるという点が挙げられます。

 例えば、10回取引して5勝5敗だったとします。それを6勝4敗、7勝3敗へと持っていくには、

「儲かった取引はなぜうまくいったのか?」「失敗した取引は何が悪かったのか?」といった原因

をはっきりさせ、次回以降に生かすことが重要になります。

 また、儲かった取引や失敗した取引の中には、もっと長期のポジションを持っていればより

儲かったものや、もっと早くやめていれば損が少なくすんだものなど、色々な取引があると思い

ます。単に「儲かった」「損をした」というのではなく、その成功、失敗を分析することで、今後の

投資に役立てることができます。

 第二にリミットとストップのポイントを明確にできるという点が挙げられます。

 単に「相場が上がりそう」「下がりそう」というだけでポジションを持ってしまうと、予想に反して

相場が逆に行ってしまった時に、どこまで耐えていいのかの判断に迷ってしまいます。

 早めに切った方がよい時、耐えたことで最終的に利益を得るなど状況は様々ですが、事前に

ポイントを決めておくことで、変に絶えすぎて思わぬリスクをこうむる危険性を回避できます。

 もちろん、損失を確定してしまわなければ、その後相場が戻って損がなくなったはずという

ケースも出てきますが、事前にポイントを決めておくことで、そのポイント設定にミスはなかった

のかなどを検証して、次回以降に備えることができます。 

 リミットも同様です。ポジションを持った後、せっかく利益が乗っていても、その後相場が反転

して損をしてしまうという恐怖感から、すぐに利益を確定しがちになります。しかし、それでは

大きく儲けるチャンスを逃してしまいかねません。

 また、リミットはすぐに確定させてストップを耐えてしまうと、リミットとストップとのバランス自体

が悪くなってしまいます。

 第三に、ポジションを持つために、背中を押してくれるという点が挙げられます。

 収益を期待してポジションを持つわけですが、同時に、ポジションを持つということは、損をする

リスクを背負い込むということでもあります。

 うまくいってる時はいいのですが、少し負けが続いてくると、損失を恐れてポジションを持つこと

にためらいが生じ、本来ならば儲かっていた相場で儲け損なう、それどころか、タイミングがずれて

損失をこうむってしまうなどというケースをよく耳にします。

 事前にある程度長期的な戦略を作り、それに合致したシナリオを作って取引に臨むことで、何度か

負けが続いたとしても、長期的には想定内ということで、儲けられる局面での取引に変に慎重

になることを避けられます。