FX初心者の方にFXの基本や特長、仕組みを分かりやすくご説明します。

TOP > 「FX」で儲ける為のコツ&ポイント > 色々試して自分に向いた「分析手法」を身につけよう

色々試して自分に向いた「分析手法」を身につけよう

★活用できるものは全て活用する姿勢が大切

 続いては、自分に最適な「相場分析手法」を身につけることです。よく聞かれるのが質問

に「テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらが有効ですか?」というのがありますが、

答えは「優劣はつけられません」です。残念ながらどちらの分析とも、完璧というものでは

ないのです。

 市場環境や投資する人自体の状況によって、有効な分析というものは変わってくるからです。

そのため、色々試しながら、ファンダメンタル分析のどちらか一方だけを志向する投資家もいますし

どちらも活用している投資家もいます。どちらでの構いませんが、個人的には、活用できるものは

何でも活用した方が有利だと思います。

 例えば、デイレートなどの短期取引を中心に行う場合、日々の要人発言の影響や、経済指標

を受けての瞬間の動きなどが重要になります。そのためには、ファンダメンタル分析の知識が

必要です。

 一方、市場のポジションなども相場の振幅に大きな影響を与えますが、実際に、市場がどちらの

ポジションの偏っているかを推測するには、テクニカル分析が有効になります。

 長期的な投資が中心な場合でも、相場の大きな流れを説明するにはファンダメンタル分析が

有効ですが、その流れに乗って取引を行った場合に、どこの水準で損益を確定させるべきか

などの判断には、テクニカル分析の助けを借りるのが有効という具合です。

 ただし、この時大切なのが「自分がポジションを持った理由はどういう分析によるもので、

どういう状況になったら損益を確定させるつもりなのか」ということをはっきりと認識することです。

 例えば、「相場が21日移動平均を下回ったら損切りしよう」と考えていて、実際n下回ってきたら

「でも、RSIではまだ売りサインが出ていない」などと考えたり、「経済指標の結果が良かったから

買いポジションを持ったのに、下がってきたら金利面から見てまだ買いでいいはずだ」と、買った

理由を変えてみたりという事態は避けるべきです。

 外国為替市場は、世界中のありとあらゆることを材料に動きます。また、テクニカル分析も

数多くのやり方が存在します。売り買いの理由を探し始めたら、どちらの方法でも理由付けは

可能です。

 自分の分析が外れたときは、それを直視する姿勢が絶対に必要です。仮に、他の材料に

目移りして結果的にうまくいったとしても、それは次につながりません。

 儲かっている時でも同じです。利益が目標水準に乗る前に、他の材料を見つけて弱気に

なることもありますが、よほどの材料でもない限り、そうした材料をもとに手仕舞いすることを

続けていれば、全体のリミットとストップのバランスが崩れます。 

 もちろん、経済指標の結果や要人発言、中央銀行による市場介入などの状況によっては、

柔軟に対応する必要はあります。そのあたりのバランスが難しいところです。

 ただし、要人発言などの予測不能な突発的な材料はともかく、経済指標は時間がわかって

いますし、介入は、市場の状況によって行われるかどうかの予測ができます。こうした材料に

どう対処するか、事前にある程度想定しておく必要があります。