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自分流のスタイルを確立させる

★投資のやり方は百人百葉。まずは自分のスタイルを把握せよ!

 マネーマネジメントの意識をしっかり持ったら、これまでの相場への知識や分析手法

なども生かして、実際に取引を行う際の手順について考えてみましょう。

 まず、大切なことは、実際にポジションを持つ前に、自分がそのようなスタンスで取引を

行っていくのかを確認することです。

 自分のスタイルを確認するには、自分自身に取引における「想定投資期間」「得意とする相場分析

手法」「リスク許容度」などを把握する必要があります。

 投資スタンスは人それぞれ違う為、「どの程度の取引期間が最も適当」「何が相場分析として

最も有効」と言った王道はありません。あくまで自分が取引しやすい方法を選んで、リスクをきちんと

コントロールしながら、収益を目指すことが必要です。

 自分のスタイルをきちんと持っていないと、効率の悪い分析手法を選択することにもなってしま

います。これでは投資は決してうまくいきません。

★「短期」「中期」「長期」のどれにするか?

 自分のスタイルを把握するには、まずは自分に最適な「投資期間」を決める必要があります。

投資期間は、基本的に「短期」「中期」「長期」の三つに分けられます。

 以下、それぞれのパターンのの特徴を詳しくまとめました。自分の仕事や生活パターン、

投資金額や入手できる情報などを踏まえた上で、自分はどの期間のタイプで外国為替証拠金取引

を行うのがベストか、参考にしてください。

・「短期」取引

 まずは、1日の中で何度も繰り返して、値動きによるキャピタルゲインを積極的に取りに行く

「短期」取引です。デイトレーダーと呼ばれる人たちがここに含まれます。

 経済指標や要人の発言などからの市場の反応をすばやく読み取ったり、チャートなどで相場の

短期のトレンドやそのトレンドの過熱感などをつかんで取引を行います。銀行間のインターバンク

デイーラーと呼ばれる人たちのほとんどが、短期投資を中心に行います。

 目標とする値幅を小さくし、その分数多くの取引をこなす取引手法で、値幅が小さい分、ある程度

取引単位がまとまっていないと大きな収益が望めない為、もともとの投資金額に対する投資額の

レバレッジは大きくなる傾向にあります。

 そのため、思惑が外れた時の損切りをうまく使いこなせないと、大きな損につながる可能性の

高いハイリスクな取引手法と言えます。1日のうち、ある程度まとまった時間を外国為替市場に

向けられる投資家向きです。

・「中期」取引

 続いて、数日から1週間程度の投資単位で取引を行う「中期」取引です。経済指標や発言、

ニュースなどで生まれた相場のトレンドを生かした取引手法と言えます。指標などの一つの

材料に反応して値動きが起こるのは、この期間であることが多く、チャートなどでもトレンドが

確認しやすいというメリットがあります。

 短期取引に比べると、レバレッジは低くなりがちですが、全くの低レバレッジでは取引における

資金効率が悪くなるので、リスクと期待のリターンのバランスが必要になります。日々の情報

収集と、相場を動かす材料を見極める目が大切になります。

 また、日々の細かい値動きなどにポジションが閉じられてしまわないように、ある程度余裕を

持った取引が必要となります。

 短期取引と違って、常にパソコンの前に座っていなければならないということではなく、サラリーマン

やOLと言った一般人たち向きと言えるでしょう。

・「長期」取引

 最後に、数ヶ月から数年という単位で行う「長期」投資です。この場合、値動きのプラスして

スワップポイントが重要になります。レバレッジを抑えて、外貨預金と同様にインカムゲインを

狙う戦略になります。

 相当な長期にわたって取引を継続することが前提になっていますので、レバレッジを高くして

しまうと、途中の値動きによって評価損がかさみすぎて取引続行が立ち行かなくなるという事態

となり、それだけは避ける必要があります。

 外国為替証拠金取引は、一般的に銀行の外貨預金よりも手数料が安く、金利面でも有利なこと

が多いため、レバレッジが1倍でも意味のある投資になります。最大でも2倍程度が適切な

レバレッジだと思います。

 ただし、これまでの歴史の中で、「高金利通貨は、長期的には安くなる傾向があること」「通貨の

値動きによるリスクは、スワップポイントによる収益を越える可能性があること」「スワップポイント

自体が一定ではなく、期待された収益が上がらないことがあること」などを考慮する必要があります。

 また、スワップポイントに注目しているからといって値動きを軽視せず、適切なところでポジション

を作る必要があります。

★一度決めた投資期間は、絶対に途中で変更しない!

 以上、それぞれの期間について述べましたが、投資期間で大切なことは、ポジションを作る際

に、意識した投資期間を途中で変更しないことです。「短期投資のつもりで持ったポジションが、

残念なことに思惑が外れて評価損がでてきたので長期投資に切り替えた」などの事情は最も

避けるべきことです。 

 投資期間の違いによって取るべきリスクは異なるものの、評価損が出たものを長期に回すような

取引に慣れてしまうと、「儲かる時は短期投資のつもりで少なく儲かり、評価損は長期投資の

つもりで抱え込む。そして最後は、抱えきれなくなって大きく損を出し、今まで儲かった分が

全部吹き飛ぶ」と言った取引になりかねません。

 なお、取引を一つの投資期間に集中する必要はありません。資金の何%を長期投資、残りを

短期投資というように、組み合わせて行っても構いません。

 ただし、ポジションを作る際に、きちんと最初にそのポジションの取引期間を意識する必要は

あります。