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「塩漬け」&「ナンピン」は絶対タブー

★時間とお金をムダに使うだけになりかねない!

 マネーマネジメント面から取引を見るにあたって、やってはいけないことが二つあります。

それは「塩漬け」と「ナンピン」です。以下、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

●『塩漬け』

「塩漬け」とは、評価損が出ている取引を、損失を確定させずに利益が上がるまで放っておく

という取引手法です。株式市場のように、買った金額以上に損が出ることがない取引で

あれば、好ましくないとは言えず、完全に否定することもありません。

 しかし、外国為替証拠金取引は、レバレッジを利かせてもともとの投資金額よりもはるかに

大きい金額を投資することが可能です。そのため、放っておいたらもともと投資金額以上の

損失がでることもあるため、ある程度損失が膨らんだ時点で、自動的にポジションがクローズ

されてしまいます (自動ロスカット)。

 自動ロスカットを避けるためには、追加でお金を入れていくことになりますが、取引金額が

大きすぎれば、それにも限界があります。また、追加でお金を入れるということは、もともとの

想定以上に損が出ていて、相場の見通しが明らかに外れているということです。そうした状態で

さらにお金をつぎ込むことが危険であることは言うまでもありません。

 なお、首尾よく値が戻ったとしても、ようやくプラスマイナスゼロです。その分のお金と手間を

別の投資にまわした方が、よっぽど効率がよい投資ができたでしょう。

・『ナノピン』

 例えば、1ドル120円の時に1万ドル買ったら、残念ながら1ドル118円に下がってしまった

とします。そこで、118円でもう1万ドル買って、トータルポジションを2万ドルにし、平均コストを

119円に下げるのが 「ナノピン」 です。「120円まで値を戻すのは大変だけど、119円なら

戻る期待も強まり、損失をカバーできる可能性が高くなる」といものです。  

 一見、素晴らしい投資手法に見えますが、この問題点は、「ナノピン」したものの、そのまま

相場が逆に行き続けた場合です。要は、よりリスクを高めて、リターン期待を大きくしているに

すぎません。

 ナノピンする時点で、もともとの相場観が外れているにもかかわらず、さらに取引ポジションを

大きくするのですから、リスクの高さがわかろうというものです。

 ただし、当初から意図的になのピンを行うこともあります。

「そろそろ上昇しそうだが、もう少し下落する余地があって、現時点でいつもどおりのポジション

を持つのは危険すぎる。本来持ちたいポジションの一部を現時点で持つことにして、下がってきたら

さらにポジションを増やそう。そのまま上がってしまえば、いつもよりはポジションが少ないけれども

それでもないよりはマシ」というふうに、当初からナノピンを視野に入れてポジションを持つという

場合です。

 このケースの場合は、相場観が外れている状況において取引量を増やすというのはちょっと

意味合いが違ってくるので、特に問題はありません。