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まずは市場のトレンドを確認しよう

★トレンドが把握できれば、儲けのツボが見えてくる

 為替取引で利益を得る為には、「安いところで買い、高い所で売る」もしくは「高いところ

で売り、安いところで買い戻す」の二つが基本です。

 言い換えれば、為替取引で利益を出すためには、「今後の為替レートが高い方向に移行

するのか、それとも安い方向に移行するのか」を判断することが基本となります。

 為替市場では、為替レートの動く方向を 『トレンド』 と言います。そして、為替市場の参加者

たちは、為替レートのトレンドを常に意識しながら取引をすすめています。

 トレンドは、『上昇トレンド』 『下降トレンド』 『横ばい』 の三つに分けられます。上昇トレンド

とは、為替レートが上昇する傾向にあることを意味し、下降トレンドとは、逆に下降する傾向

にあることを意味します。横ばいとは、為替レートがどちらにも大きく変動せず、ある程度

同じ水準で推移する状態を意味します。

 為替取引において、為替レートのトレンドを把握することは大変重要です。

・上昇トレンドが続いてる間は買い、下降トレンドが続いてる間は売りが基本

 例えば、上昇トレンドにある中で、ある通貨を買ったとしましょう。そしてその後、残念ながら

買った通貨が下落したとします。

 しかし、上昇トレンドが続いていれば、ある程度時間が経過するとまた買った水準まで

通貨は上昇し、利益を得ることが可能になります。

 一方、下降トレンドにある中で、ある通貨を買ったとします、この場合、最初はうまく利益

が出ていてもすぐにマイナスに転じ、その後ズルズルと損が膨らむことになります。

 このように、為替取引をする上では、上昇トレンドが続いている間は買いを継続し、下降

トレンドが続いてる間は売りを継続するのが基本となります。

 また、いったん形成したトレンドが崩壊sたと判断される場合は、これまでの方針を取りやめ、

反対売買を実施することになります。

 一般に、為替レートは連続的な山、谷を形成しながら推移します。なぜなら、マーケットは

上昇、下降をする場合、一方的に動くわけでわないからです。

 上昇局面でも、上昇と小反落を繰り返しながら値を上げていきますし、下落局面でも、下落と

小反発を繰り返しながら値を下げていきます。

・上昇トレンドが下降トレンドに変わるまでのシミュレーション

 トレンドの形成をドル円で考えてみましょう。

 ドルは当初、上昇トレンドに乗って115円から118円まで値上がりしたとします。その後、

ドル買いの材料がしだいに多くなり、市場参加者はさらにドルを買い進め、為替レートは

120円へ上昇します。

 しかし、120円には大量のドル売りが控えているため、その結果、中期的な調整が起こり

115円まで下落します。ただ、115円では売りを食い止めるだけのドル買い需要があり、再び

上昇し、以前の高値である120円を突破し122円へ。

 その後、利益確定の売りなどから120円まで反発しますが、120円では押し目買いの

需要も強く、再度上昇を開始します。何週間、何ヶ月過ぎてもドルは上がり続けます。

 押し目は極めて小さく、押し目を持っていた人はがっかりして、どんな値段でも成り行き

で買い込み、ドルに対して楽観ムード一色になります。

 値動きは、極端に大きくなりながら相場は熱を帯び、押し目も作らず130円の大台まで

上昇します。

 ところが、その後、ドルはねを動かすこれといった要因やニュースもない中、静かに下降

します。この下げの原因は、供給 (ドル売り) を上回る場面に相場が達したからかもしれ

ません。

 また、市場参加者の多くがk脳な限りドルを買ってしまい、相場を支えるだけの大きな買い

注文がないためかもしれません。

 とまかくドルは下がり始めます。最初は125円まで急落し、その後小反発しますが、売りを

進める力が強く下落基調が続きます。

 120円を越えて下げが激しくなると、ポジションをクローズする動きが加速するためドル売り

が増え115円へ急落します。

 こうなると、ドル売り材料のニュースが市場に頻繁にながれるようになり、市場全体に弱気

ムードが流れます。

 ドルに対して極端に悲観的な見方が増え、高値では楽観的であった人でさえ自信を失い、

さらに下落する前に皆が売り急ぎ、105円付近まで下落したあたりで、ようやく底打ちの兆し

を見せます。

 このように、上昇トレンドでも、上昇と小反発を繰り返しながら値を上げていき、下落トレンド

でも、下落、小反発を繰り返しながら値を下げていきます。

・トレンドラインを引こう

 トレンドを把握する簡単な方法として、まずはトレンドラインを引くことをお勧めします。

トレンドラインとは、為替レートの過去の安値同士を結んだ線のことです。

 トレンドラインを引くには、二つ以上の安値 (高値) を結べばいいのですが、できれば、

三つ、四つとより多くの安値 (高値) を結ぶとよいでしょう。

 なぜならば、よりたくさんの安値 (高値) を結べれば、過去において、そのトレンドラインが

示すレート以下 (以上) に下がらない (上がらない) 回数が、より多いことを意味するから

です。

 仮に、当初は二つの安値 (高値) しか結べないトレンドラインでも、その後、そのトレンド

ラインが示す傾向に為替レートが推移することもあります。その場合、そのトレンドラインは

徐々に有効性が高まっていると判断されます。

 また、やや応用的ですが、トレンドラインが直線でない場合も考えてみましょう。過去の

為替レートを見ると、通貨のニーズが短期的に高まることで、通貨の上昇ピッチが徐々に

速まり、上昇する角度が急になるケースがあります。

 この場合、トレンドラインは直線ではなく曲線となるため、トレンド曲線と称します。下降

トレンドの時もトレンド曲線が生じることがあります。

 この場合、最初は緩やかに下がりますが、次第に下降スピードが速まり、ある時点で

急落することになります。